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私たちは空間工房という名の通り、「空間」を造るプロ集団を自負しております。
商業空間の建築に長年携わってきて感じるのは、店舗もオフィスやショールームも人が生きて行く上で絶対必要な物、という事です。
先般のcovid19の世界的流行により、「通販やテイクアウトに消費がシフトされつつある」「リモートワークが主流になりオフィスは不要となる」と持論を展開する経済評論家も少なくありません。ところが実際はどうでしょうか?
世界中で経済活動が再開されるとまたすぐに実店舗での消費に戻り、会社への出勤も戻り、都市部の不動産価格も上昇していると聞きます。
もちろん一国民として、仮に将来このような感染症危機に陥った場合、バーチャルでの買い物もテイクアウトでの食事など国内での消費活動への協力は惜しみませんが、世代的なものでしょうか、私個人としてはやはり、実店舗で実際の商品に触れて納得の買い物をしたいですし、綺麗に盛り付けられた器で出来立ての料理を食したいと思います。
いずれにしてもこのような状況は一過性のものであり必ずもとの状況に戻る、もしかするとリバウンド効果もありそれ以上の好況に転じる、と信じております。